熊本県議会 2045-06-01 06月11日-02号
本会議冒頭での知事の提案理由説明にもありましたように、本議会に提案されております補正予算は、チッソ県債継続発行の第一回分二十二億八千四百万円でありますが、これをこれまでの七回分、計百六十七億二千九百万円の発行額と合わせますと累計百九十億一千三百万円の巨額に上るわけでありまして、県財政に与える影響は少なからぬものがあろうかと考える次第でございます。
本会議冒頭での知事の提案理由説明にもありましたように、本議会に提案されております補正予算は、チッソ県債継続発行の第一回分二十二億八千四百万円でありますが、これをこれまでの七回分、計百六十七億二千九百万円の発行額と合わせますと累計百九十億一千三百万円の巨額に上るわけでありまして、県財政に与える影響は少なからぬものがあろうかと考える次第でございます。
そこで、委員会においては、今回のチッソ県債の継続発行については、基本的には第一回の県債発行に関する昭和五十三年十二月県議会における熊本県のチッソ株式会社に対する貸付資金に関する附帯決議の趣旨を確認し、かつ、昨年十一月の水俣病関係閣僚会議の了解事項に基づくチッソ県債継続発行に関する国の要請を受けて、昨年十二月県議会において議決された公害対策特別委員長報告を踏まえて、次の点について要請いたすところであります
そのため、昨年の六月定例県議会のチッソ県債継続発行問題を審議した環境対策特別委員会で野木社長に直接指摘をし、チッソ水俣工場の従業員拡大を強く求めてきたところであります。社長は、その席で水俣工場の従業員拡大にも努力すると答弁をしております。
チッソ県債継続発行の問題と関連して、国の推進協力を得る適切な時期ではなかったかと思います。 また、先日の新聞報道によりますと、水俣市が埋立地の活用の一環として恋路島を買収することとなるようであります。着々と埋立地の活用に関する準備が進んでいるようで心強い限りでありますが、これからの取り組みいかんが将来を左右する重要な時期となっております。
〔知事細川護熙君登壇〕 ◎知事(細川護熙君) チッソ県債継続発行に伴う決議事項への対応についてのお尋ねでございますが、県政の重要課題である水俣病問題につきましては、かねて県議会におかれては特段の御尽力を賜っているわけで、改めて厚く御礼を申し上げたいと思います。
水俣病対策につきましては、昨年十二月の県議会において、第七回目のチッソ県債発行や、国からの要請を受けた今後のチッソ県債継続発行について、その問題点等につきまして審議され議決いただいたところであります。委員会といたしましては、本県議会における議決に至るまでの経緯等を踏まえ、直ちに国及びチッソ株式会社に対して最善の努力をされるよう要請いたしたところであります。